腰の痛み(10代の腰の痛み)
『腰椎分離症』は良く耳にする疾患だと思いますが、
分離症は成長期(小学高学年〜高校生)に多く、活発にスポーツなどをすることで腰に負担がかかり起こる疲労骨折だといわれています。
疲労骨折であるという考えから、早期に分離症を発見できれば、骨折部分が治る事を期待できます。
今回は、なかなか治りにくい成長期の腰椎分離症とはどんな病態なのか説明していきます。
まず、腰椎分離症は以下のところで発生します。
成長期に見られる腰椎分離症の多くは5つある腰骨の下に好発します。
◯で囲んだ部分の一つ拡大すると、下の図のようになります。
赤の椎弓分離部と書かれたところが、いわゆる腰椎分離が生じている所です。
この状態が続くと、腰に痛みが出てきます。
発症の仕方はさまざまで、徐々に痛みを感じる方や、ある時一瞬ギクっと痛みが走って、それ以降腰痛が続くというような場合もあります。
腰椎分離症を発症していると腰をそらすようなときや腰をねじるような動作で痛みが強くなります。
10代で腰痛をもっておられる方は一度、腰椎分離症を疑ってみてください。
LINGでは分離症に対するケアやリハビリとして再発予防のコンディショニングを行っております。
次回のブログでは具体的なケア方法やリハビリとして再発予防も兼ねて取り組んでいる内容をお伝えしますので是非ご覧ください。
病院で診てもらった、安静にしてたけど腰の痛みがなかなか治らずお困りの方は是非一度、LINGへお越しください。
『カラダは変わります。続けていれば必ず変わります』