あまり聞き慣れない名前でピンと来ない方が多いと思いますが
足の甲にある関節部分の靭帯損傷を『リスフラン関節靭帯損傷』と言います!
ここを傷めたときは体重を掛けた際に痛みがあり、歩いたり動き回ることが出来なくなり
ここが痛い!と指さすよりも、足の甲や親指側に痛みや腫れがある部分が痛むと訴えるケースが多いです
どういった時に傷めることが多い?
リスフラン靭帯を負傷してしまう多くの場合
足がつま先立ちになった状態で体重が上から乗った時に負傷してしまうケースがほとんどです
・ラグビーのタックルを受けて後ろ足がつま先たちのまま全体重が乗り掛かった
・剣道の後ろに下がってる状態の時に押されて体重が乗り掛かった
・ジャンプの着地足でバランスを崩してつま先に体重が乗った時など
ここを傷めてしまうと、繋ぎ止めていた骨同士の連結が離れてしまい
○の部分のように骨同士の隙間が広がってしまいまいこれを
中足楔状骨間離開と言います
要は足の甲の骨同士を繋ぎ止めていた靭帯が切れてしまって
リスフラン関節部分が不安定な状態になってしまいまい
体重を乗せた時に土踏まず部分の構造に負担がかかった際に強い痛みを感じるようになります
どれくらいで治るのか?
処置としてはまずレントゲンで骨の離開を確認して約1ヶ月程のギプス固定&松葉杖歩行になります
ギプス除去後は足底板があるインソールを装着して土踏まず部分への負担を軽減させながら歩き始めて
約8周〜12週間でスポーツ復帰となることが多いです
注意点
よく病院で、ただの捻挫と言われたけれど痛みが引かなくて、、、という場合もあります
足首の捻挫と混同して軽視されることもありがちですが
体重を乗せた時に足の甲が痛む時は
リスフラン靭帯損傷を疑ってみて下さい!
早く適切な診断と処置が、何よりも治りが早い手段です(^ ^)